コラム columns

2024.02.12

当院にてT&T基準嗅覚検査とオープンエッセンスが導入されました。

当院にて嗅覚障害の検査に用いられるT&T基準嗅覚検査とオープンエッセンスが導入されました!

T&T基準嗅覚検査とは


T&T基準嗅覚検査は嗅覚のしきい値を測定し、嗅覚障害の状況を把握することができる検査です。聴こえでいう聴力検査と同じようにどの程度の強さからニオイを感じられるかを調べることで患者様の嗅覚障害の程度を見ることができます。また、治療の効果を判定する際にも使われます。

オープンエッセンスとは


オープンエッセンスは日本人に馴染みのある12種類のニオイを嗅いでもらい、多彩なニオイの識別能力を評価します。12種類のニオイのうち9種類匂いがわかれば正常としております。
 
嗅覚障害を起こす疾患としては、好酸球性副鼻腔炎を含めた副鼻腔疾患やウイルス感染後の嗅覚障害があり、特に昨今新型コロナウイルス感染症が増加し、嗅覚に異常を訴える患者様も非常に増えております。当院ではこれらの検査を行うことで、匂いの障害をより具体的に見える化し、適切な診断と治療へ繋げて参ります。

ニオイの変化にご不安を感じられている方、何か違和感を覚えていらっしゃる方、副院長に是非ともご相談ください。